PMI(M&A統合)コンサルティング

企業のM&Aは年々増加傾向にあります。一昔前、M&Aといえば大企業が行うもの、というイメージでしたが、昨今では中堅中小企業においても、事業スピードを早めることや、後継者問題の解決を目的としたM&Aが広がっています。しかし、M&Aは、企業や事業を売買しただけでは完了しません。「M&A」の成否は、企業や事業の統合を通じて、大きなシナジーを生む組織体を作りだせるかにかかっています。企業統合プロセスのことを、PMI(Post Merger Integration)と呼びますが、異なる会社や事業が相乗効果を発揮し、効率的で収益性の高い経営を行うためには、様々な取り組みが必要です。弊社では、M&Aによる統合プロセスを、幅広い範囲でご支援します。

課題

  • M&Aを控えて、企業買収後の相乗効果(シナジー)を高めたい。
  • それぞれで異なる評価制度、賃金制度を統一化していきたい。
  • 組織風土が異なる中、全体の一体感を醸成し、より好ましい風土を築きたい。
  • 重複する業務を省いて、効率のよいマネジメント体制を築きたい。

PMI(M&A統合)コンサルティングの手順

Step.1統合プラン作成

  • 統合目的の明確化
  • 期待効果の設定
  • スケジュールの作成

Step.2経営の統合

  • 経営理念の検討
  • 経営ビジョンの策定
  • 事業分野の定義
  • 市場目標の設定
  • 市場戦略の策定

Step.3業務の統合

  • 各部署、各業務の現状把握
  • 部門ごとの役割の明確化
  • システム統合の検討と実施

Step.4意識の統合

  • 組織風土と社員の意識改善
  • 人事評価、賃金制度の整備
  • 各種規程類の整備

企業統合コンサルティング(PMI)

“企業は人なり”と言われるように、業務そのものや制度面のいわゆる「ハード」の整備を進めても、会社に属する社員の意識が前向きにならなければ、企業統合はうまくいきません。
また、統合当初は顕在化していない問題が、時間の経過とともに表面化することもあります。統合コンサルティングでは、短期的視点、中期的視点、長期的視点に立って、本当の意味でM&Aによる相乗効果(シナジー)を発揮するために、幅広いサポートを行います。